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コアジサシ観察会 [2016]

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飛んでいる鳥の写真を撮るのは難しい。
せっかくの望遠レンズも、私はフレームに捉えられないので使えないのです。


先日、「リトルターン・プロジェクト」という団体によるコアジサシ観察会がある、
と春分さんに教えていただいて、
東京都の森ヶ崎水再生センターに行ってまいりました。

本来の河原や砂浜などの繁殖場所を失ったコアジサシが、
この建物の屋上で営巣しているのが2001年に発見され、
その後、職員やボランティアが営巣地として整備や調査を始めたそうです。

コアジサシ(小鯵刺 little tern)は全長約30㎝、
チドリ目カモメ科の水鳥で、4月ごろ日本にやってきて、
海岸の砂浜や河原で営巣して繁殖します。

白い体に黒い頭、黄色いくちばしで、
空中から水に突入し、小魚を食べる鳥なのです。
ただし自然の営巣地が減っていて、絶滅危惧種となっています。

参加者は78名で、2つのグループに分かれて観察を行いました。
私が振り分けられたグループは、センターそばの森ヶ崎の鼻干潟から。

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アオサギとカルガモ?

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距離があるので小さくしか写せませんでしたが、
頭が黒いのはみんなコアジサシです。

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飛んでいるのもコアジサシ。
リトルターンプロジェクトのブログに「生憎の潮周り」と書かれていたので、
あんまり潮が引いていなかったのかな?

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でも魚をくわえてセンターの方へ運んでいくコアジサシの姿をたくさん見ました。

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コアジサシは時々くわえた魚を落としてしまうらしく、
落ちた魚が煮干しみたいに乾いていました。

さて、もう一つのグループと交替して、今度はいよいよセンター屋上の営巣地の観察。
スタッフの方が望遠鏡で、見つけたヒナを見せてくださいました。

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屋上はコアジサシの営巣のために環境が整えられています。
白っぽい場所を好むコアジサシのために白い貝殻がまかれ、
ヒナが襲撃者から身を守るためのシェルターとしてレンガが置かれています。

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カラスがやってくるとコアジサシたちは飛び上がり、
追い払おうとするのですが、カラスは気にもしていない様子。
チョウゲンボウなどの猛禽やカラス、猫やヘビなどが入り込んで、
今年もたくさんのヒナが襲われてしまったそうです。

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卵を温めていた親が立ち上がったところ。

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卵を見つめている?

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座り込んで卵かヒナを温めている親鳥。
この日の朝は雨が降って少し冷えたせいか、
ヒナたちはあまり姿を見せてくれませんでした。

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この親鳥のお腹の下にヒナがいるはずなのですが…

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いました!
ヒナが2羽。
前に見たコチドリのヒナと、なんとなく似ている気がします。
そういえばコチドリも河原で営巣していたし。

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つがいの相手なのかな?
もう1羽の成鳥がやってくると親が歩きだし、
ヒナがどこにいるのかわからなくなってしまう~。
保護色マジック。

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やはりコアジサシなら、この、魚をくわえて飛んでいる写真が撮りたいものです。

初めて参加したので心乱れて、
(自分でもヒナを見つけたい。でもこんなにコアジサシが飛んでいるんだから、
なんとか格好いい飛んでいる写真が撮りたい。えっ、ヒナが出てきたの?
あっ、カラスが! モビングしても追い払えないのか~
もしかしてあの薄茶色の鳥はチドリではなくコアジサシの幼鳥?
写真撮らなきゃ、わ~)
と、与えられた時間を十分活用できませんでしたが、
ヒナも卵も幼鳥も見られてとてもよかったです。
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albireo

僕も、春分さんから連絡を頂いたのですが… 現状では、些か難しいので断念しました…
春分さん(manabu_tさん)のmy365でも、何点か写真を見せて頂き、厳しい繁殖状況を知りましたが、こうして沢山の写真を見せて頂くと、更に状況の厳しさが分かったように思います。
それにしても、遠景の写真は、まるで隠し絵のようですね~
by albireo (2016-07-01 23:22) 

yamagara22

幼鳥が見られて良かったですね。葛西臨海公園は今年も営巣しませんでした。
by yamagara22 (2016-07-02 05:16) 

キタノオドリコ

なるほど、アジを刺しちゃいそうな鋭くて長い嘴ですね。
レンガシェルター、有効なのでしょうか。
私なら、魚をくわえた写真が撮れれば万々歳だと思うけど。
by キタノオドリコ (2016-07-02 06:35) 

まこ

うわわ~(☆∇☆)森ヶ崎の鼻干潟って
野鳥の森公園なんですね!!
そう言えばこの前、つばさ公園に飛行機を撮りに行った時に
水中に飛び込んで魚を獲っているカッコ良い鳥さんがいたんで
なんだろう・・と思っていました♬
このコアジサシさんかも・・O(≧▽≦)O
鳥さん、撮ろうと何回も頑張ったけどみんなピンボケ。。。
はてみさん綺麗に撮れていていいなぁ~!!!
by まこ (2016-07-02 10:01) 

asahama

取り急ぎコメント
カードリーダーの故障でアップが遅れてまして^^;
それにしてもはてみさんのブログで私が載せられるような写真を遥かに超えており、記事としても完璧すぎるので、
どうしたものかーーー
カードリーダーは昨日なんとか直しました(買い換えました)!
by asahama (2016-07-03 11:32) 

sasasa

本来の環境がなくなってしまっても、
こうして新たな場所で生きていくというのもすごい事ですよね。
魚をくわえて飛んでいる姿はカッコいいなぁ。

by sasasa (2016-07-03 21:34) 

はてみ

>albireoさん
お越しになれなくて残念でしたね。
今はご自宅を離れるのはなかなか難しいのでしょうか。
私の目で見るとヒナたちはしっかり保護色で守られているようなのですが、捕食者たちの目はなかなかごまかせないみたいです。

>yamagara22さん
ここで育った幼鳥たちが葛西臨海公園へ行っているらしいと聞きました。でも営巣はしていないのですね。そちらにも見に行ってみたいと思っています。

>キタノオドリコさん
鯵刺という名前からは、鯵を何匹か串刺しにできそうな印象がありますね(^^)
レンガシェルター、ヒナの隠れ場所として利用はされているみたいですが、これで完全に守れるわけではなさそうです。カラス除けとして「いやがらす煌き」を設置したり、「まもる君」という金網を使ったり、いろいろ試し続けているようです。

>まこさん
この鼻干潟の向こうに空港の飛行機が見えました。あんがい公園の多い場所なんですね。きっとまこさんが見たのはコアジサシですよ!写真は難しく、数撃って、たまたま写っていたのが何枚か。せっかくの望遠レンズを伸ばして撮ることはできなかったのですよ(^_^;)

>asahamaさん
あの日はどうもありがとうございました。
色々書きもらしも多いので、asahamaさんに褒めてもらえるほどの記事じゃないけど(^_^;)
asahamaさんの記事も楽しみにしています。

>sasasaさん
こんなカッコいい鳥がいるということをもっと知らせたいし、絶滅しないよう守りたいですね。
コアジサシにもがんばってもらって。

by はてみ (2016-07-05 13:01) 

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